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車の塗装を自分で修理する前に知っておきたい事を元整備士目線で解説!

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車の塗装を自分で修理しようと思う方もいると思います。それは少し擦っちゃたから板金屋に出すのもな~なんて理由があるのかもしれませんね。

だけど、車の塗装を自分で修理するのは結構難しいですよ。

それでも構わないからやると言う方もいるかもしれませんが最低限知っておきたいことを元整備で鈑金塗装の経験がある私の目線から解説をして行こうと思います。

ちなみに私、現役時代はぐちゃぐちゃになった車の板金塗装などやってましたよ。

なので、その時の知識がお役に立てれば幸いです!

車の塗装を自分で修理する前に知っておきたい事

車の塗装を自分で修理する前に次の3つの事をどうするかしておいてほしいです。

  1. 修理できる度合い
  2. 場所の問題
  3. 塗装の知識

などは最低限抑えておいたほうが良いですよ。

では1つづつ見て行きましょう!

車の塗装を自分で修理するならできる度合いを知っておくべし!

車の塗装を自分で修理すると言っても度合いがあります。

もう鉄板がエグレて裏側が見えているような状態であれば素人が直すのは不可能です。

しかしガードレールや縁石、ブロックに少し擦った程度であればなんとかなるかもしれません。

そのことを想定して解説をします。

用意するものは、傷が浅ければ白い車専用のワックスか歯磨き粉で良いです。

これで傷が消える場合があります。

この2つの材料で直せるものは表面上の傷ぐらいです。

次に、傷が深い場合は目の細かいペーパーで削って、そこにパテを持って段差をなくして缶スプレーで塗る。と言う修理のやり方かタッチペンで傷の部分を直接補修する。

といった修理方法があります。

素人の人が車の塗装を自分で修理できる度合いてこのくらいまでだと思いますよ。

場所はちゃんと確保するべし!

次に場所の問題があると思います。

車の塗装を自分で直す場合、缶スプレーを使って色を塗ったり、パテを盛って削ったりなどするかもしれません。

その際に塗料の飛散やパテを削った時に出る細かい粉の飛散の事を考えておいてほしいです。

車を囲った場所なら良いのですが、アパートやマンションの駐車場でやる場合は塗装や削った粉が風に乗って他の車についたり洗濯物についたりすると損害を被るのは他人です。

周囲への配慮の事を考えておいた方がいいです。

本来ならば専門業者に頼んで修理するのが一番いいのです。

車の塗装を自分で修理する人はだいたい費用を安く抑えたいという目的があると思います。

しかし自分でやったは良いが他人に被害を与えてしまい、損害賠償が数十万も請求されたりしたら本末転倒ですからね。

周りへの配慮は大丈夫か。

その点は注意しておいた方がいいですよ。

ただ塗れば良いわけじゃない!塗装する時の知識を知っておくべし!

道具も揃った場所も確保した。

さて次は塗装をするための知識です。

塗装する時、缶スプレーで塗装をすると思います。

しかしただ塗装をすれば良いというわけではありませんよ。

車体との距離や縦横の方向、そしてスプレーを降るスピードなど調整しながら滑らかに色を吹き付けていく必要があります。

私は職業から缶スプレーというものは使わず、専用のスプレーガンで塗装はしていたので手元で塗料の量を調整したりはできました。

だけど市販されている缶スプレーの塗料は縦横の向きは変えられても量の調整ができないんですよね。

なので缶スプレーのボタンを押したら一定量塗装が出っぱなしになります。

塗り方を間違えると色が垂れてしまったりムラになったりめちゃかっこ悪い状態になりますよ。

というわけで今回は塗装を自分で修理する前にしておいてほしいことを3つご紹介しました。

本当なら車の塗装は自分で触らないでプロに任せた方がいいんですけどね。

自分でやってしまう傷を隠せないし売る時に減点になってしまいますからね。

自分が乗り潰すつもりであるならいいでしょうけど・・・